茅ヶ崎の道路と言えば、海沿いの国道134線(通称:イチサンヨン)や、首都圏から続く国道1号線(通称:イチコク)などが有名ですが、こういった主要な国道以外に、茅ヶ崎らしい名称の付いたたくさんの「通り」があります。
茅ヶ崎では、場所の説明をする際に、交差点や建物名ではなく、必ずこれらの「通り」を基準にします。
なかでも南側の幹線道路である鉄砲道、桜道、雄三通り、サザン通り、一中通り、ラチエン通りなどが特に有名です。
通りによって町の雰囲気が違うので、茅ヶ崎へ移住を考えている方は、物件探しのポイントのひとつとして考えると良いかもしれませんね。
全長約1.2km
茅ヶ崎駅と湘南海岸をまっすぐ南北に結ぶ主要道路で、古き良き茅ヶ崎のシンボルである加山雄三さんの名前が付けられ、全国的に親しまれている。
駅側にはオシャレなショップや飲食店が並び、南側へ行くに従いサーフショップなど海に関係のあるお店が多くなります。
今と昔の茅ヶ崎の良いところが織り交ざる、茅ヶ崎のメインストリートのひとつです。
全長約1.2km
雄三通りとほぼ平行して南北に延びる通りで、茅ヶ崎駅の西側から湘南海岸へと続く。
以前は中海岸通りと呼ばれていましたが、海水浴場の名称変更と共にサザン通りに名称が変更されました。
海水浴シーズンには、サザンビーチへ向かう人たちで賑わいます。
全長約2km
茅ヶ崎の北側エリアと南側エリアを結ぶ主要県道の一部で、JR東海道線をくぐる地下道から海岸まで続く南側を一中通りと呼ぶ。
茅ヶ崎で最も歴史があり多くの有名人を排出している第一中学校沿いにあることから、この名称で呼ばれています。
芸能人が通うオシャレなショップやバー、飲食店が多く、新しい茅ヶ崎を代表する通りとして親しまれています。
また、一中通りから海に出たところがメジャーなサーフポイントとなっていることから、通りには多くのサーフショップが立ち並びます。
全長約2km
一中通り同様、茅ヶ崎の北側エリアと南側エリアを結ぶ主要県道の一部で、古き良き茅ヶ崎を代表する通り。
日本を愛しこの通りを整備したドイツ人のルドルフ・ラチエン氏にちなんでこの名称がつけられました。
昔ながらの松並木を抜け、海に近づくと茅ヶ崎の象徴えぼし岩が正面に見えてきます。ラチエン通りから見るえぼし岩は、今も地元の人々から愛される風景のひとつです。
サザンオールスターズの曲名にも使われています。
全長約6km
東西に延びる134号線・1号線と並行する通りで、茅ヶ崎を真っ直ぐ横断できる市民にとって重要な幹線道路のひとつ。
東側の藤沢方面はオシャレな海の生活に合う雑貨屋さんや飲食店が多く立ち並び、茅ヶ崎駅につながるサザン通りを境に、西側の平塚方面はより地元色が強くなります。
テッポウを東西に一往復すると、海側の茅ヶ崎の街並みが見えてくる、そんな通りです。